2014年12月アーカイブ

2014年 ありがとうございました。

そんなこんなで2014年が終わります。

今年は故郷を想う気持ちが大きな作品2作にかかわりました。
そんな中で、ジブンの産土の地、熊本に住むとても大好きだったおばちゃんが亡くなりました。
なんとか会いにいかねばと思いながら、叶わず、
間に合いませんでした。
葬儀になってやっと帰るなんて、情けないだめだめっす。
おばちゃんの話す熊本弁が私は大好きだったのですが、
それももう聞けないのだな、と思うとなんとも・・・。



年々年々、ひとのいろいろをしみじみと感じる日々です。
しょうもね、てな、とほうもない虚無感にさいなまれる出来事ももちろんあれど、
でも、積極的かかわりのなかでは、
本当に恵まれたありがたき良き日々だったな、と思います。

あと、今年は
鈴木亜紀さんとフラメンコダンサーの石原理江さんのユニットAKIRIEのお蔭で
久々にスペインにもいけました。
これも、今年のとても大きな出来事。

大事なことなんてそうは変わらんですから、
くる年も、大事なこと・ひと、に向かって
生きていきたいと思っております。

おもしろい場にたくさんいられるといいな。
おもしろい事にたくさんかかわっていけるといいな。
まあ、たくさんじゃなくてもいいわけですが。
そういられるよう、精進していかんとです。
ぼちぼちと。

改めまして、
公私ともに、
関わっていただいたすべての皆々さま
どうもありがとうございました。
くる年も、どうぞよろしくお願いいたします。
どうぞよいお年を!!

2014年 制作物のこと

「橋渡し」以降の話。

ずっと、提案していたものの、動き出さずにいたことが一気に動き出した。

4月5日、潤さんに最後に会った日、
その夜に、代官山 山羊に聞く?で
とうほぐまづりオールスターズで録音しよう、という話が決まりました。
白崎映美さんにずっとアルバム作りましょうよ、と言い続けていたのだけれど、
ようやく、それが動き出したのでした。

そして、もう1件、
鈴木亜紀さんのプラベートレーベル第1弾アルバム「いちばん暑い日」の再発。
これも、なんとなく折を見て言っていたことだったけれど、
ご尊父をなくされて、ひとつ気持ちの転換期だったのかもしれないけれど、
うん、やろう、と言ってくれました。

亜紀さん「いちばん暑い日」は、
オリジナルデザイナー、そして今回もデザインをお願いした沢田節子さんとも打ち合わせをして、
ボーナストラックを入れ替えよう、と決まりました。

それから、亜紀さんの過去ライブテイク聞きまくりの日々。
とはいっても、亜紀さんと私で音源あさりをした以降も
ずっと亜紀さんはひたすらに膨大な音源を聞きまくっていたようで
いろんな意味で非常にきっついストイックな日々を送らせてしまうことになってしまいました。

入稿ひかえた〆の日々は朝も昼も夜もなく・・・。
マスタリングのGOK近藤さんにもかなり、ムリをお願いしました。
でもカメラの話で盛り上がったりして、、、
なんだか不思議な日々でした。
大満足。


そして、そのまま
"とうほぐまづりオールスターズ"のレコーディングでした。
レコーディング中も、亜紀さんのジャケ入稿へのデータチェックがあったりしつつ・・・。

"とうほぐまづり"のレコーディングは1部メンバーは2日に渡っての
合宿レコーディングってな感じでした。
映像がすべてを物語っていると思うので
とにかく映像を見ていただければと思います。
https://www.youtube.com/user/galaboxdisx

そして、"とうほぐまづり"レコ発ライブ@タウンホール。
実はこの日、映美さんは体調絶不調でした。
前日電話をくれたときも、話してて次第に息も切れぎれ、声も弱弱しくなり
いいから、とにかく休んでください、という状態でした。
当日も、会場入りしてから、ずっとロビーのソファーに横たわってる状態。
リハも、半分は座ってる状態、そんな感じでした。
でも本番始まったら、もうお見事!!!としか言いようのない、
すばらしいパフォーマンス。
体調うんぬんなんて微塵もかんじさせないステージングで
なんだか、涙が出てきました。

そうして、"とうほぐまづり"のアルバムも盛大なるライブと共に
無事発売となり、ほっとしました。


映美さんが、なにかいうと、どどーーっと人も事も動く、
という様を間近に感じ、なんともすごいなあ、と。
「作りましょうよ」と言い続けていた事が、
いざ動き出すと、己の身の丈はるかに超えた大プロジェクトでして。
本当に貴重な体験の日々でした。
無事、アルバムが完成し、レコ発もでき
2014年という年を終えられそうでとても嬉しいです。
個人的にはもちろん反省点も多々あれど、
まだこれで終わりなわけではなし、暖かく支えてくれた
全ての皆様の気持ちを無駄にせぬよう、
これからも精進していきたいものです。


お名前あげきれない、本当に多くの方々に支えていただきました。
どうもどうもありがとうございました!!

白崎映美&とうほぐまづりオールスターズのアルバムを作ることになって
とにかく、映像作家:吉野達哉さんに映像を撮ってほしい、PV作ってほしい、って思いました。

吉野達哉さんは、サブカル系Videoを沢山制作していたり
音楽でいうとSuper Junky Monkey の映像全般
最近だと、柴草玲さんの「さげまんのタンゴ」の映像、ライブでの映像の制作
等々手掛けている方で、私自身吉野さんのファンなのです。

吉野さん作品の人間臭さ、ユーモアのセンス、遊び心が、
絶対このバンドをうまく映像にしてくれるに違いない、と思ったのでした。

とうほぐまづりオールスターズをまずどんなバンドか見てもらおうと、
来てもらった5月19日の円形劇場でのライブ。
「一応、カメラもってくわ」と来てくれ、リハ&本番をテスト撮影。
後日、編集してみたよ、と送ってくれた作品がコレ。



1カメ、しかも本番は定点での撮影だったわけですが、
なんだ、この臨場感!ド迫力!
すっばらし~!!と思って、
文字情報をのっけてもらって早速第1弾PVとして、公開させていただいたのでした。



そして、7月のレコーディング。
神奈川県藤野の芸術の家、レクレーションホールでの
基本一発どりレコーディング。
円形でのライブを観た吉野さんは
「これは、ちゃんと撮りたいねえ。」ってことで、
5名のカメラマンを動員しての撮影。
レールをひいたり、空撮したり、
低予算のなか、やれる限りの手を尽くして撮影してくれたのでした。
とはいえ、これは、あくまでもレコーディング。
撮影のためのものではないので、映像用演出は一切なし。
でも、ここまで面白いPVに仕上がったのは、
録音手法のおもしろさ、
そしてジャケ撮影はあったものの、
本人たちが衣装着たままレコーディングに挑んだこと、
そして、場をよんだ撮影チームの臨機応変柔軟絶妙な撮影ポイント、撮影方法をとったこと、
全てが、いい形に運んだのだな、と思います。

ということで、レコーディングドキュメント的
9月17日のCD発売&レコ発ライブに向けてのPVがコレ。
このデータは、ちょうど夏の東北ツアーで蔵王にいるときに届き
ホテルでメンバーに観てもらい大ウケ、大絶賛だったのでした。





とにかく、ジャケ撮影&レコーディングの濃密かつ激動の1日を
ずっと追い続け撮影してくれていたわけなので、膨大な映像データがあるわけで、
タウンホールでのレコ発では冒頭に少し映像を流そう、ということになりました。
そして、その叩き台として作ってくれたのが、コレ。
先日、代官山晴れ豆での忘年会ライブでも、タウンホールのライブ映像と共に上映されたものです。



実際にタウンホールで流したものはアップしてないのですが、
ライブ前のオープニング映像なので、
もっと"曲"な部分を削ってシンプルにしてもらいました。


そんなわけで、吉野さんに頼んでよかったな、と。
やはり吉野さん以外ありえなかったな、と。
メンバーもみんな気に入っていただけたようで
本当によかったです。

さらなるバンドの発展に、映像も一役かって、
いい感じでからんでいく展開になっていけばな、と思います。

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